最近ちょっと疲れておって左目がぴくぴくしております。この症状が出るとほんとに疲れておる。
ブログってのもある程度継続しないと書けなくなっちゃうもんでして。
明日からとりあえず通常営業しております。火曜は春分の日。寒すぎて桜も咲きゃしねえ。
最近のニュースではやはり「ルパン三世」実写化ですか。
ルパンがふぐり旬クンですか。よく見るとややサル顔だが。他にいなかったのか。大泉洋とか。
次元水嶋ヒロ。五ェ門アベちゃん。そうですか。不二子エリカ様は意外とアリかも。
銭形寺島進はハマリ役かも。というかこの中では一番ルパンっぽいと思う。年齢が高すぎるが。
監督は職人三池崇史。まあ、当代の人気者を起用して映画化するのは古今東西の定石であって。
しかし製作者は世紀の地雷・『ルパン三世 念力珍作戦』をちゃんと見ておいたほうがいいと思う。
同じ大惨事を二度と繰り返してはいけません。
それより深夜に放送される新シリーズ『ルパン三世 峰不二子という女』の方が気になる。
疲れてるとようつべを見る。ようつべはいいよね。もはやテレビいらねーし。
酔っ払って見続けていると最終的に「perfume」に行きつくのはなぜだろう?
あと最近よく清志郎を見ているのだけど、コメント欄なんか「預言者!」みたいな書き込みが多くて、気持ちは分かるのだが、日本のジョン・レノン的に神格化されているのにはちょっと違和感がある。
自分は『COVERS』リアルタイムで聴いていたのだけど、最初は面白がっていたのだが、内容が直接的なだけに、正直すぐ飽きた。そりゃまあ、本当に原発がぶっ壊れる日が来るなんて思ってなかったから。
当時の評価も賛否両論だった気がする。
(少なくとも自分はこれを聴いてもまったく危機感を感じなかったし、他のアルバムと比べても素晴らしいとは思わなかった)
そもそもこの人は直感で、自分の好きか嫌いかを表現する人だ。決して運動家じゃない。あの当時「なんか原発とか核ってのが気にいらねーな」と感じたことがコンセプトの動機だったんじゃないか。多分本人も、日本がマジでこんなことになるなんて思ってなかったよきっと。
ルックスも丸く親しみやすくなっていったのも神格化されている要因かも。しかしむしろ、80年代初武道館あたりのソリッドなロッカーぶりこそが神だ。「役立たずの神様/ハードロックが大好き」なんて歌ってるんだぜ。
(ちなみに一番最初にカッコいいと思ったギタリストが、仲井戸麗市/チャボです)
晩年近い『なにわサリバンショー』の何でもアリな感じもちょっとなあ。
勘違いされちゃ困るんだが、ロックってのはものすごく規制が多く、スポイルされたものなのだ。
クールなロッカーであるためには、やっちゃいかんことが山ほどあるのだ。精神は自由であるべきだが、抑制されたスタイルの中で決めるのが本物のロックンロールだ。
RCサクセションにもゴリゴリのロックンロールのアルバムが「何枚か」ある。短い期間かも知れないが、それが清志郎の最盛期で、本質だと思う。いつまでも『サマータイムブルース』等の反ナントカって括りに入れないでほしい。
あんまり彼を過小評価するんじゃねえよ。あんたらが大好きなのは、「ロッカーとしての清志郎」とは別物だ。
むしろオカマくさい変なおっさんとして逝ってもらったほうが、まだよかった。
http://www.youtube.com/watch?v=d1vKOeaRzMs&feature=results_video&playnext=1&list=PL00110B13FEA13829
リチャード・ヘルはカッコいい。
まず名前がいい。渡世名を「地獄」と名乗るセンスがいい。従えたバンドの名は「ザ・ヴォイドイズ(からっぽ・抜けがら)」。イカれてる。
ルックスがいい。髪を逆立て(オレンジジュースやらビールやらでセットしたという説あり)、シャツを切り裂いたパンクファッションのオリジネーター。それを見て「これは使える」と、某・イギリス人山師が自分の子飼いのバンドに真似させたら大受け(多分整髪料は、使わせている)。
ジャンキーである。ロック界ではそれがクールな態度らしい。当然、クリーンな文学青年トム・ヴァーライン(テレヴィジョン)とのバンドは続かない。
ベーシストだが上手くはない。「俺のベースはヘタだ。それこそが俺のメッセージだ」と言い放つ態度はパンクである。
で、彼の代表作でありパンクロック名盤中の名盤とされる『ブランク・ジェネレーション』を聴いてみる。
ほとんどの人が「ん?んん?」と首を傾げると思う。あんまりカッコよくないからです。
妙にカン高いヘルのボーカル、いわゆるパンクには程遠い、緩いんだかひしゃげてるんだかか分からない演奏。ヤクザのようなハゲオヤジが放つ一発芸のようなギターが、なんとか全体を引き締めている。
タイトル曲に関しては「これは演歌」と言い切った人もいて、確かにそんな気がしなくもない。
いわゆるパンクロックというお手本抜きの、自然発生パンク。イギリスのパンクバンドはなんだかんだで突破口をあたえてくれたが、ヴォイドイズの音楽は袋小路。
真面目にコピーしようとしても、まずそれが間違ってるので、フォロワーが成立しない。一世一代のパンクロック。ファッションとイメージのみ、影響を与えまくったのであった。
ブックオフでリチャード・ヘル「アンソロジー」を950円で発見したので購入。
レアな初期シングル盤から90年代の「ディム・スターズ」まで収録されているが、一貫しただらしなさが光る。
(正直、ディム・スターズはいらないかなと思う。単なるアングラバンドのデモみたい)
ラストはテレヴィジョン・バージョンの「ブランク・ジェネレーション」で締められており、これはマニア的にはお宝アイテム。
なんだかんだでリチャード・ヘル&ヴォイドイズ時代が突出している。
テレヴィジョンのような構築美もなく(しかし、彼らも至って普通のバンド編成なのに、なんであんな音楽が出てくるのだろう?)、ハートブレイカーズのような高揚感もなく、ラモーンズのようなコミックさもなく、パティ・スミスのような気高い精神が宿っていたとも思えない。まるでそこだけ置き去りにされたような「個」である。
彼らが誰よりも勝っているのはハードコアがスポーティーに見えるほどの「やさぐれ感」であり、それをいい大人がグズグズと表現しているという一点のみ。それだけで十分パンクだと思う。
少年の絶望は暴れれば発散できるが、大人の絶望はそんな小手先では解消できない分だけ、タチが悪い。
ニューヨークのロックはインテリくさいとよく言われるが、要するにそういう事情なんだと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=Wyqmt8G5BiI