『悪魔の話』(池内紀・講談社現代新書)なる本を読んでいるのだが、これがなかなか面白い。
悪魔って奴はスタイリッシュかつわかりやすいいでたちで我々の前に現れるので、ある意味親切とも言える。
狡猾な奴から抜けてる奴もいて、千差万別である。
永井豪はボッシュと並ぶ悪魔絵師である。『デビルマン』」の後半って、勘違いした学者が「悪魔の正体は社会に不満を持つ反動分子だ!」と発表し、世界中で人間狩りが始まるのだが、これなんかまさに「風評被害」を先取りした作品と言える。
ところで現代の悪魔ってのは姿も見えず匂いもせず、「シーベルト」とか「ベクレル」とかいう単位で表される輩であるらしい。非っ常にめんどくさい。
こいつらの親分である「原発」にツッコミを入れてやろう、という企画が決定。
詳細は未定ですが場所は吉祥寺fourth floor、料金は500円+ワンドリンク、日時は5月2日月曜です。
とにかく調子乗ってんじゃないよ原発の分際でこのバーカ!!と、アングラ方面からこの未曾有の大事件を肩の力を抜きつつ、検証していくという趣旨(というほどちゃんとしてないと思う)。真面目なシンポジウムはそれなりの場所でそれなりの人がやってください。アイムノット専門家アンド運動家。
この状況で必要なのは「笑いとばす」という潤滑油もアリだと思っております。ある程度のデータと「イイ話」もご用意しております。「今年の連休は(奴のお陰で)何も予定ないし~」という方々はいかがでしょうか?お気軽にどうぞ。
余震が続きますが、地震のスケールは2単位でパワーが「1000」違うらしいです。
一ヵ月前の「マグニチュード9」に対し、今後予想される「7」は1000分の1」、「8」は500分の1という計算になるようです。
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