お盆も過ぎまして、ブログもさぼっていましたが先週、我々にとって伝説の男が西方から上京しまして、本当に久々に「いせや」なんかに行って参りました。
いや、オサレになって。出してるものは変わらないんだが。吉祥寺のソウルフード、らしいけどべっつに普通の安い焼き鳥である。以前のボロボロの店で飲むのがよかったんだろうね、とか言っても老朽化だからしょうがないか。実は大して思い入れもなかったりして。けどちょっと、なんかなあ、と思わなくもない。物事はやっぱり同じところにはとどまってくれないらしい。
で、なぜか先日、ミート・イズ・マーダー的なノリで焼き鳥食ってると非難を浴びるという夢を見た。
多分、知り合いの女子が急に肉を絶ってベジタリアンになったことが少し気になっていたのかも知れないが、あれですねえ、ライオンは生きるために他の動物を捕らえて食いますね。
新橋のおっさんも仕事帰りに一杯ひっかけつつ焼き鳥をつまみます。それも同じ。生きるため、である。
家庭料理をちゃんと頂くのもいいけど、「生きる」ってそういうことでしょう。
人間なんてろくなことをしないが、食事として提供された動物の肉はちゃんと食べてあげればいいんである。
以前知り合いと晩飯を取ったとき、彼のオーダーは「ステーキをレアで」だったのだがしっかり焼かれて出てきた。
でも彼は「牛のことを考えると文句言えない」と黙って食った。命を大切にするってのはそういうこと。故にメシを平気で残す奴は嫌いだ。
ついでの話だが、最近荻窪にある小さいカレー屋がお気に入り。本当に小さな看板しか出していないのでほとんどの人は通り過ぎると思う。
甘口と辛口しかない(トッピングはある)ごく普通のカレー。自分は辛口しか頼まないけど、うまい。中央線で一番かも知れない。
一人で切り盛りしてる店員の兄ちゃんの無愛想さもいい。