ルー・ルイス師範代の初日公演、無事終了。最前列で見てやった。
声が出ているとは言い難かったが、ハープはやっぱりキラーであった。余は満足である。
意外と小柄なおっさんで、横山剣さんのようでした。元エディ&ホット・ロッズにドクター・フィールグッドのメンバーを従え、バンド的にもイケイケでした。開演前のSEが気持ちよい。パンクはブルースと同じくらい切実な音楽である。
(CDを大量に売り払ったあとだったので、少し切なかった)
この調子で高円寺、飛んで北九州(だっけかな)まで行くらしい。無事にツアーが終了することを望む。
帰りしな、なにかいけないもの★が見つかっても「もう、いいからアンタたち帰んな!」と、スルーされると思う。
それにしても。
無事だった我々ができるもっとも有効な手段は、経済活動をキチンと回すことである。
財布に余裕のある人はむしろ、普段より贅沢をしてもいいんじゃないかと思う。
わしも踏ん張る。不謹慎な屋号も変えねえ。それが元の生活だから。
こうなるとダークな表現活動をする因果者たちは多少自粛せざるを得ないとは思うが、世の中がもどりつつある時期になれば、またはめを外せばいいんである。
ラジオから流れるのはジェイポップの応援歌。たしかにこんな時期だし説得力もある。
ただ、それだけになっちまうとちょっと困る。ポジとネガの分量は最低、7対3くらいじゃないとな。
ダークな表現は世の中が平和だからこそ出来るんだと思う。自称鬼畜の故・村崎百郎氏は、実は平和のアイコンだったのだ。鳩みたいなもんだ。
有名どころではミッシェル・ガン・エレファントに『世界の終わり』という曲があるが、あの内容を歌えるってことが実はピースな証拠。だって、それがロックンロールの世界観だったはずじゃん?
個人的には、ゾンビメイクでぶっとばしてるようなバンドには、いま現在もかっとばしてやればいいと思う。だってそれが彼らの「日常」じゃん。
はやくまた「ダメダメな日本」に戻ってほしいっすよ。ふう。
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