なんかこう急に秋になりやがってこんちくしょう、涼しくていいじゃないか。しかし今年の猛暑にもかかわらず、レギンスを履いていた女子というのは一体どういう了見だったのか。不思議です。
最近年甲斐もなくシド・ヴィシャスTシャツなどをもらって着ているのだが、さすがフォトジェニックだなあと感心とかしている。ファンになりそうです。
いかにもギャング然としたこのお兄ちゃんを猫背のボーカルの横に並べたらいい感じじゃね?とコーディネートしてみせたマルカムの審美眼はやっぱり大したもんである。
ただ自分は、「パンクとは、自堕落じゃなくて自覚だ」と思っているので、死んでからプリントシャツや冠バッジの人気者になっているシドより、ブクブクに太りつつもピストルズ再結成をやり切って見せた意地の男、ジョン・ライドンを肯定したい。
ロカビリー/ガレージ/ブリティッシュ・ビート/パブロックなど、パンクに連なる不良系の音楽はやはり素晴らしいし、実はそっちの方が好きだったりする。本は売っちゃってるけど、この辺はまだしばらく手元にありそうだ。
大抵の人がいろんな物を切り捨ててまっとうになっていくのだろうけど、「ん~、もうちょっと踏ん張ってみよう」と思わせてくれる至高のガラクタの山である。
いい大人が集まって、「バイブレイターズ」とか名乗ってるシーンなんて(確実に確信犯)、他にちょっと見たことないぞ。
レゲエパンクの「ラッツ」とか、オーストラリアの「セインツ」とか、中学生パンクの「イーター」とか、郵便局強盗をやらかした「ルー・ルイス」とか、みんな聴いた方がいいと思うよ。盛り上がってんの絶対おれだけだけど。
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