さてどうも秋に突入したらしく、鳥肌が立つくらい気持ちのいい連休であります。
この時期、本も音楽も映画もじわじわ効くのでお小遣いをたくさん使うべきである。メイジャーと違って、読んでも見ても聴いてもまだ足りない!ってのがサブカルチュアだろ?と挑発してみます。
なぜか70年代官能劇画が大量入荷。ゲスの極み乙女を描かせたら第一人者の三条友美先生!
巨星・笠間しろう先生もやけに充実。『淫獣の森』『恥辱の刻印』『鬼畜と隷嬢(れいじょう)』『欲情肉の鎖』などなど、なんとなくクリスタル以降の世代のボキャブラリーでは思いつかないタイトルが目白押し。内容は全部一緒。
プレミアは付けていないのでよろしくです。新刊書店じゃなかなかお目にかからないよウ。
プライベイトでは某税未納により、いよいよ「差押警告書」が来まして(いつもより封筒がゴージャスだなあと思っていました)、さてどうしよう。くわつはつはつと笑ってみる。現実逃避のため話題を変える。
なんだかんだで話題のルパン三世実写版。積極的にではないが、どれだけアレなのかちょっと観てみたい気もする。
小栗旬のルパン。これに関しては尻の毛を抜かれた国民的ヒーロー「セカンドシリーズの赤ジャケ・ルパン」をモデルとするならば、それほど的外れでもないと思う。
黒木メイサの峰不二子。これも70年代テイストで作るのであれば決して悪くない。でも「国民的オナペット」のふぅじこちゃぁんだと思うと全然違う。みんなこの辺が気に入らなくてやいのやいの言ってるのだろ?このふたつを組み合わせるのが、そもそもおかしい。
浅野忠信の銭形警部。ルパンの好敵手であるところの銭形幸一なのか、ルパンに翻弄される道化のとっつぁんなのか、どっちなんだ?というより、浅野忠信は常に浅野忠信なんである。もっと化けられる人がよかったんじゃないかと思う。
玉山鉄二の次元大介。どのシリーズでもこのキャラだけは殺し屋の風格があったと思うのだけど、ないねー鉄ちゃんでは。イメージに一番近いのはザ・バースデイを始めた頃のチバユウスケ。役者じゃないが。
綾野剛の石川五右門。・・・って誰?スチール一枚見ただけでこれ絶対違う!と思った。
それにしても漂うアパレル店員感。コスプレ映画としても痛いんじゃないか。
ルパンとしてじゃなければ面白いという意見もあるようだが、だったら「ルパン三世」の看板って何なのってことになるわけで、ルパンとして成立してなければやっぱりダメなんである。
あ。っていうかオレが、オレってダメなんじゃん?あ。思い出してしまったよウ。