遅ればせながら先日のO!!IDO短編映画祭も終了し、ご来場まことにありがとうございました。もう一週間たっちゃった。
6作品の威力というか、最終的には立ち見が出るほどの盛況。
他の作品は役者さんの演技がちゃんと出来ているので、我々のアレはかなり異質であったが、最初から「演技はしなくていい」「セリフも覚えなくていい」ということを前提でつくったものなので、別によいのである。
さすがなのはあのふざけた台本をきっちりと映画として撮った、三浦モトム氏の手腕なんである。
これ、監督を間違えると「ギャグだから」ってノリで変な効果音を入れられたりして、完成品を見たときにがっかりすることになります。
ゾンビということで、ホラーだと思って構えてみると「え?こーゆーの?」ってことで隙が生まれる。笑いを生む=心理戦なんである。
(札幌ホラー映画祭というイベントにも出品され、かなり受けたとの報告を聞いた)
司会の人から「強烈に吉祥寺のにおいがする」と言われたが、そういうものなんだろうか。
来年1月に第4回が予定されているらしいので、それまでにもう一本作りたい。作りましょう。
でもあんまりゾンビゾンビ、続編続編と言われるので、そっちはやらない。
別の懸案で行きたいと思います。自分はもう出たくない。画面が汚れる。
ちゃんと商売やれよ、と言われそうだが、自分は余禄で遊びたいからずっとここにいるんである。
それが吉祥寺っぽいってことなのか。どうなんだろ?わかんね。
しかし猛暑。だからなのか、若者の間で「バイト先の冷蔵庫に入ること」が流行っているらしい。
で、お戯れのツケとしてフランチャイズの契約解除とか(オーナー失職!違約金もすごいぞウ)、店舗閉店とか(損害賠償、きっと数百万じゃすまないぞウ)。
昔から「若者の暴走」ってのが嫌いなんである。成人式で暴れてる奴とか。つまんなかったら出るな。あんな書き割りみたいな場を破壊してどうすんだ。もっとやれ若者!なんて肯定してる大人も嫌いだ。
しかし頭が悪い。センスも悪い。オリジナリティもない。有名になるために頑張るという努力は微塵も感じられない。
そういうバカが、大人が必死で守っている看板を汚したわけで、きっちり首を取ってやるのは当然至極。
店側の処分が厳しすぎるとか、全然思わない。患者の内臓を晒した医学生までいるんである。どこまでエスカレートするのか、わかったもんじゃない。バカは判断力ないから。
多分「主演」の輩って、いちびりで陽気で人気者なんだろうが、いかんせんバカだ。残念ながらバカでした。
親は悲惨だね、家を売っても追いつかないだろうから。そう考えるとこんな僕でもまだ親孝行、とか思う。
昔はテレビの悪影響云々と言われてたが、今のネットの影響ってのは底知れず深い。親御さんは「リツイート」なんて知らないんじゃないか?
しかし、ツイート一発でぶっ壊れちゃう人生って。あんまり依存するとやばいなあと、自戒を込めて思う。
ネットユーザーの粘着度もすごい。店舗特定しちゃうもんな。そんで果てしなく残酷。
なんでわざわざ肉塊を持ってライオンの群れに飛び込むような真似をするのかねえ?
さてこの辺で、バカが沈静化すればよいのだけど。次に何かあるとすれば、裸で寝転ぶ奴が出るような気がします。
こいつらは多分、何のカルチャーもロックンロールも知らないんだと思う。
バカだからな。バカにはロックはわかんないんだ。ロックンロールは知的財産だから。
ただ、日本がかつての下らない国に戻ったみたいで、ちょっとワクワクしてるってのが本音。