昨日、一昨日とお休みを頂き、何をやっていたかというと、福島の温泉に行って来たのであります。
大沼郡金山町の玉梨八町温泉。
中古のプジョーで男四人。新宿から紅葉の中を約五時間。カーステからは吉田拓郎。
夕方五時に到着して、風呂。六時に夕食。いろいろな惣菜(山菜中心)をゆっくり食べるとお腹いっぱいになる。
そんでまた風呂。疲れて十時ごろ就寝。朝七時に起きて、風呂。八時半に朝食。いろいろな惣菜をゆっくり食べるとお腹いっぱいになる。そんでまた風呂。宿を出て、また別の風呂。ちょいちょい休みを入れて、トーキョーへ。カーステからはチェッカーズ。すうさい堂に着いて軽く飲んだら、早めに就寝。
もう一週間くらい風呂に入らなくてよくないか?と思った。
生きる基本は湯と食である。煮詰まったらユニットバスに思い切り湯を張って入ればよろしい。それでほとんどの問題解決。
自分は田舎というものを知らないものだから、「集落」を初めて見たのである。
周り本当に何もない。人間関係も濃厚そうである。
泊まった旅館はその集落からもさらに離れている。そこで働く人々は黙々と温泉の管理をしている。
自分のようにジャラ銭を集めてはそれをぶちまけているような生活をしているものからすれば、悠久と言えそうな人生。
昨日から吉祥寺でまた日常に戻ったのだけど、余計なモノが溢れていて、会いたくない人には会わずにすむ東京が住みやすい。要するに自分が「余分なモノ」なんである。
実家に送ろうと思って買った福島産の味噌は、つい大家さんにあげちゃった。まったくもってクズ。