忍者ブログ

すうさい堂の頭脳偵察~ふざけてません。

すうさい堂は閉店しました。17年間ありがとうございました。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

銭なしブギー

いやーもうすうさい堂の将軍様は金がない。まあた無い。
地元から市民税の督促は都をまたがって来てるし(あーもう差し押さえでもなんでも勝手にしたらいい)、年金払う余裕なんかないし、健康保険は「訂正」で三倍以上になってるし(なんだそりゃ?知らねーよ)、二月には更新だし、武蔵野の市民税なんか来た日にゃ本気で払えんぞ。
命でも取りやがれっちうんだ。税務課で手首でも切ってやるか?これがほんとの血税、なんつってな。ぐわはははは。もう知らん。殺せ殺せ。
といった貧民がいる一方で、武蔵野市のナンバーワン博徒・西原理恵子さんはすごい。
『太腕繁盛記』は、FXに突っこんで一千万を溶かすまでのいきさつを描いた「ギャグマンガ」。
なんだかんだで稼ぎのある人だから、それほどの損失を出しても家庭崩壊せずにやっているけど、普通なら生命が飛ぶくらいの金額である。
自分は先日、服やらカバンやらを売って小さな「おつり」を作って参りました。
こっからが正念場というか、大きなお金を出されますと今月のすうさい堂はアイスランドのような経済危機に陥りますので、なにとぞひとつよろしくお願いしたいということです。

PR

「涅槃の女」歌・加藤小判

「TVブロス」の読者にテレビ好きはいない、というのは定説でありまして、購読者は特殊なノリの人たちのコラムが読みたくて買ってる。
しかし、今週の表紙&インタビューは「オジー・オズボーン」。
エレクトロニカばっかり聴いてるような読者のニーズにまったく応えていない、素晴らしい編集方針。
ちょっと前はメタル・ゴッドの「ジューダス・プリースト」が表紙であった。なんかこう、編集部内でメタルが熱くなっていたのだろうか?
このブログも「古本屋としての日常がまったくわからない」と思われるかもですが、別にお書きできるような日常をまったく送っていない、ということです。一時間くらいは居眠りして、足りない睡眠時間を補っています。
地味に新しいものを入荷したり、均一コーナーに落としたりはしています。特にCDコーナーの充実ぶりは素晴らしいです。
あと、何かの拍子に入ってきて、何の店だか分からないという人もおられるようです。本しか置いてないんだが。
最近、ニルヴァーナの哀愁メロディが琴線に触れています。特にネヴァーマインドに入っていない名曲『ABOUT  A  GIRL』。

「歌は世につれ、世は歌につれ、歌を地獄に連れ込んで、自分の頭を打ち抜いた、完全自虐のロックンローラー、故カート・コバーンさん率いるニルヴァーナのみなさんです、それでは行ってみましょう、アバウト・ア・ガア~~~~ル!!」(MC ハマー村淳で)。

まほうのじゅもん

例の耳掻き殺人事件の判決、こんなたにしブログで意見などできるはずもないが、風俗店と違って「抜き」がない分、そりゃ溜まっていくだろう、とは思う。幻想も込みで。
耳掻きカフェ自体、どうにもいかがわしいというか、膝枕されて耳クソ掘られて、「ほぉら、こんなにたまってましたよぉ★」かなんかやってんのだろ?実におぞましいとういか、アロマ企画がフェチAV作るぞ、きっと。
風俗・キャバクラ・萌え系カフェなどに「恋人気分」を買いに行くのはいいが、十中八九そんなプロフェッショナル女子がなびいてくれるはずもなく、漏れなく「失望」「絶望」「後悔」etcがナフタリンのように付いてきます。いつかは分かることである。
数千円単位で通えるってのがまた曲者。働いている子も荒稼ぎできるわけではないので、「風俗嬢じゃないから汚れてないしぃ」と思っているのだろうけど、しかしそれはやっぱり貰っている賃金に見合うだけの「ヨゴレ仕事」なんである。
「銭が稼げる」というのは(どんな職種にしろ)本人の才覚、あるいは出来上がっているバックグラウンドのルートに乗ること、そしてセックス(アピール)を換金すること、この三つ。
ただしリスクとして、いろんなドロドロしたブービートラップがそこかしこにある。
そこそこに金を得て「買えたり買えなかったり」する程度にほどほど散財して、くすくす含み笑いしてへらへら生きるのがまあ妥当かと。
自分の金の使い道が分からなくなってテレビ局を買おうとした人もいた。うなるほど金を持っている者は本当に欲しい物がないんだと思う。
しかしこの犯人、破滅するほど一財産ぶん投げたわけでもないだろうに、自分の人生は見事、棒に振った。
馬鹿だと思うのと同時に、わずかな憐憫も感じる。
こうした店で遊ぶのが好きな人(はまりそうな人)は、常に「ナフタリンナフタリン」と唱えていたらいい。

クチに出して♪

店の壁に、「すうさい堂さんへ Lily franky 2001.8.31」と書かれた色紙が飾ってあるのだが、なんとなくそれを眺めてたら、「あれ?杉並区時代から数えると来年で『すうさい堂10周年』じゃん」と気づいた。
10年間だまくらかしてるのもなんなので白状するけど、実はここにリリー氏がここに訪れた、というわけではない。ロフトプラスワンでのイベント「スナック・リリー」に出向いた際に頂いてきたものだ。
この頃はまだ「東京タワー」以前だったので、当日でも入場できたんである。
10年といえばあなた、お赤飯炊くか炊かないかくらいの女子児童が、盛り髪ぶりぶりのキャバ嬢に成長するほどの時間なわけですよ。それはもうえらいこっちゃ。
たしか寒い時期だったので2月くらいのオープンだったか?もはや覚えてねーや。
特に何をがんばりましたつーことでもないですが、これはいろんなものを切り捨てながらも肝心なことはせず、ちんたらちんたらちんたらちんたらちんたらちんたらちんたらちんたらちんたらちんたらちんたらやり続けた自分のだらしなさの賜物である。
こうなったら来年の更新もしまっていこう!シーコーシーコー!協賛金ならバリバリ受付申す!
ところでうちの前を通り過ぎる時に、「すうさい堂・・・」とつぶやく人が昔から多い。
口に出して言いたい日本語、ということか。非常に秀逸なネーミングである。もう、自分で言うんだ。
それとやはり、路面店は季節が体感できてよい。特に春、秋、初夏とか。これからはいろんな意味でキツイっすけども(シーコー!)。

危険地帯をゆく

昨日はうちの構成員・まっつんにナビをしてもらって、東京の台東区~荒川区は南千住・通称『山谷』をぶらついていた。
最初に入ったコンビニでは早速、紋々の入ったおっさんが店員のおねえさん相手にごねていた。
簡易宿があるあたりが一番コア、ということでそのあたりを中心に歩いてみたんですが、リアルな意味でフリーランスなおっさんたちが多数うろうろしていて、その風景はジョージ・A・ロメロの映画『ゾンビ』のようである。
「その町は暗い影を落としていた」近未来SF的な世界観そのまんまなんじゃないか、これは。
商店街はシャッター街で西部劇のゴーストタウンみたいだし、そこにもおっさんらがたむろしてたり酒飲んでたり、玉姫公園は特に自由度の高い人々の集会場よろしく、みなさん将棋に白熱していたりする。
その近くではファミコン?なにそれ食えんの?といった風情の子供たちがぎゃーぎゃーと遊んでいる。
連中は「おとな」という概念を、他の地域の子たちとはかなり違う捉え方をして育つのだろう。
10月なのにアゲハチョウが飛んでたり、おじいさんに抱かれて丸まっている犬がいたり(「犬」としてのアイデンティティも崩壊してるのか?)、信号など完全無視してふらふら渡ってるおっさん多数ゆえ、車は徐行運転を強いられている(少し前には「当たり屋注意」の標識があったらしい。平成なのに!)。
建物が草木で鬱蒼と覆われている宿はハマー・ホラーに出てきそうな物件。
そんな中においてもかなりきれいなマンションが隣接していて、これなんかは何かしら先見の目みたいなものを持ってないと、ちょっと住めないんんじゃないか。
まあ特に危険な目にあったわけじゃないんですが、彼ら少々野性に返っているゆえ、勝手に写真撮影などすると、きっと怒ると思う。
『孤独のグルメ』で描かれた食堂が開いていなかった(来るのを少し早まったか)のは、ちょこっと残念であった。

その後、浅草(モーホーのハッテンバの殿堂「24会館」などを見物したり)~上野(「大統領」で飲んで上野公園をぶらつく)~新宿(日高屋でサイコビリーバンド『BOBBY'S  BAR』http://www.myspace.com/bobby39sbar
の山谷在住ウッドベース弾き・ささやんと久々に合流)と流れる。
「音楽で食いたいならサイコビリーやガレージはダメ!ジャズをやりなさい」との名言が出る。
とはいえ31日には新宿ロフトで、ギターウルフやエディ・レジェンド・ストーリーなんかとライブをやるそうなので、もはや大御所と言ってもよろしかろうと思う。
猫も10人くらい見たのでよい一日であった。

Copyright © すうさい堂の頭脳偵察~ふざけてません。 : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]

管理人限定

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

フリーエリア

最新コメント

[07/02 ポーキー THE ピラニアのロレンス]
[06/21 すうさい堂]
[06/21 美澄]
[06/04 すうさい堂]
[06/02 nene0716]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
すうさい堂主人
性別:
男性
職業:
古本すうさい堂
自己紹介:



メールはこちらまで suicidou@ybb.ne.jp

バーコード

ブログ内検索

カウンター

忍者アナライズ