第3回『o!!iDO短編映画祭』に「毎日ぞんび~everyday of the living dead」参加決定!
8月9日(金)@渋谷アップリンクファクトリー。http://www.uplink.co.jp/
open7:00/start7:30
オープニングアクト:屍淫
前売:1500円 当日:1800円
上映作品
「swing shadow blues」17分
「ちば大虐殺~小銭人生~」20分
「おっさん☆スケボー」5分
「復讐部屋」15分
「毎日ぞんび~everyday of the living dead」10分
「カメラ・ガール」19分
店にパンフレットと前売り券あります。よろしくお願い致します。
おお!ゲンスブールのドキュメント映画と併映だ~!
自民党がキナ臭い。自分のボンクラアンテナにもひっかかるくらいキナ臭い。
本来自分は選挙に行かない人間で、権利と言われてもろくに義務を収めてないし、トップがどうだろうと何も変わらんだろうし、何も期待してないから現況維持でひとつお願いねと。
放棄してる奴が政治に文句をたれてはいかん!と言われれば、ア、ハイ、あのー別に何も言ってませんけど、と。
自分の未来を放棄してると言われれば、ア、ハイ、まーそうですねー、と。
前回は「どこにも入れたくない」という理由で行かなかったんだけど、今回はちょっと、自民圧勝はまずかろうと。
だいたいTPPなんて企業の利益優先の政策だし、ようやく最近になって滞納しまくってた健康保険を払い始めたのに、保険制度が破壊されちゃったら一体どうなんの?
農家の皆さんも今までは自民様様だったかも知れないが、どうも彼らは梯子を外そうとしているらしい。ちょっと考え直してみてはいかがでしょうか。
憲法改正なんてがんばっちゃってさ、おいさんは「やっぱりゆとりはバカ!」とか、くさして笑っていたいんだよ。世代断絶大いに結構。一致団結とか大嫌い。
日常に緊張が走るのは嫌なんだよ。現状維持で、と言っておろうが!
平和ボケってのは美しいんですよ。そういう場所でしか生きたくないし。こんな国、世界有数だ。
3・11以降、今もちょこちょこ「高濃度の汚染水」などとトピックで見るが、かなり扱いも小さくて(絶対に操作されてる)、本当はとても大事なことなんだろうけど、気にしないで生きていかないと、肉も魚も野菜も食えない。
個人的には別にどうでもいいんですよね。健康はいずれ破壊されていくものだし。「次世代」とかってのにも興味はないし。
俺は親だ!とか、あたしゃまだ若いんだ!みたいな話は、他所でやって頂きたい。僕に答える義務はないです。
思うに、あれは「悪魔の契約」だったんだなー、と。アレがああなって、然るべき事態にある。
しかし「一切をうやむやにする」というのも日本人の強さであるような気もする。弱いけど強い。この辺のタフさがサクサクと一応、日本が復興している一因でもあるとは思う。
デモにも行かない。ここは一応「ジャルダン吉祥寺」という街の風景なので、店を開ける義務がある。
社会的にどちらが有意義だと思ってるのか?と聞かれたら、「大きなお世話なんですけど」と答えるしかない。
ただし逃げたくはない。つーか、ほかにいくとこないし。ここで、どうなっていくのか、見ていきたいっすね。
以上、次世代云々どうでもいい人間ですらそんなことを思ったりしたわけだが、これからの若人たちにとってはちょいと考えたほうがいい課題なんじゃない?7月21日は。
ジジババはどうせ自民に入れるのだろうから、議席を自民から引っぺがすのは若い世代からの投票と言われる。
だから、投票じゃなくて「カウンターアクション」と呼べばいいんですよ。何気にカッコよかろ?
みうらじゅんの『アイデン&ティティ』に「大人を困らせたいんだ」というセリフがあったが、そんな心意気でカウンターすればいいんじゃない?
この際、イデオロギーはちょっと置いておく、ってのもアリかと思う。
ヒーローとダークヒーローが「お前さんとは主義が合わねーが、勝負は次にお預けだ!」かなんか言って、共闘するシーンは誰でもどこかで見たことがあると思う。小林旭と宍戸錠みたいな(分かりにくかったらすいません)。
とにかく自民党がキナ臭い。におうものは脱臭するのはアリな方向でよろしかったですか~?
これからあらゆる物を搾取されるかもしれない世代が、ネットでちょいと調べて、名前を書くだけである。
サマソニやフジロックのチケットを押さえるより、きっとかんたんだ。
一歩も外に出たくないような暑さが続いてますが、そんなわけでうちの前の通りもガラガラです。安心してお昼寝ができます。多分人類は滅亡したもよう。
しかし夏といえばチューブですね。特に『あー夏休み』なんて、一字一句自分のボキャブラリーにない歌詞満載の名曲です。なんなんだ「hold me tight 夢とちゃうのかい」って。まったく天才すぎる。
そんなわけで少し身近なCDをかけて安心してみる。「スーサイド(suicide)」である。
スーッと来て、サイと来て、ドで締める、単語の響きが好きだ。正確にはスイサイドだが。
血垂れ文字のジャケで有名なファーストは電子パンクの名盤。断じてテクノではない。このアルバムを「砂糖を口いっぱいに詰込まれたような不快感」と評した人がいた気がする。たしかにシンセがびよんびよん鳴ってる中をボーカルが絶叫するような曲もあるが、時折すごくチープながらもスイートな曲も入っていたりして、つまりはいやがらせである。これに比べたらゴスの様式美バンドなんて全く健全。
パンクの衝動と気取ったアートセンスにバブルガム感覚を仕込み、ぺったらシンセで仕上げ。
77年のニューヨークに生まれた、ロックンロールの奇形児である。もはやどこに影響を与えたのかすらわからない孤高の一枚だが、垂れ落ちた血糊の先には様々な魑魅魍魎が蠢いているに違いない。
それにしてもこの「血文字バンド名ジャケ」のインパクトは、わが国が誇る「アナーキー」のファーストとタメを張るなあ、と思う。
で、ほとんど無視し続けられている彼らのセカンドだが、実はこれも名盤。
一曲目のヘタレNWディスコを聴いてガッカリすることなかれ。このクソみたいなセンスを楽しめばいいんである。
大失敗したペットショップボーイズみたいなのもあるが、「電子ブギー」なナンバーはさらに分厚く。
だいたいジャケのメンバーのファッションセンスが異常だ。一体どんな音楽をやっているのかさっぱりわからん。それでもバンド名は『自殺』。わけがわからん。
ファーストが砂糖なら、セカンドは「らくがん」を詰込まされたような不快感。あの菓子は昔から大変苦手である。
ダンサブルになった、と言えなくもないが、ボーカルがまるで楽しそうでない。ひたすら鬱である。鬱病を発したエルヴィスの声?前作のほうが唸り声や悶え声を使い分け、まだ士気は高かった気がする。
このCDは2in1で、二枚目には初期のリハーサル・テープがたっぷり収録されている。
溶けそうなシンセサイザーとナルシストの鼻歌のようなボーカル。未完成ながらある意味完成品。ライブでは客に掴みかかり、チェーンを振り回すなどの暴力衝動をぶつけていた。
どうにもならない、退廃しか感じられない音楽。だがそこが最高。
石野卓球氏がセカンドに収められている『Dream Baby Dream』を強力に推している。なるほどね、である。
しかもバンドはちょこちょこ再結成しつつ、まだ解散はしていないらしい。「自殺」を名乗るやつは意外としぶとい。
『毎日ぞんび~everyday of the living dead』上映会、わりと盛況で終了。
今回初めて観たんですが、入念にゾンビメイクをしてもらって「わーい釣崎清隆の写真みたいだー」とはしゃいでいたのですが、モノクロ作品ゆえ、わたくしどっちかというと「黒人のおっさん」みたいに映ってます。
もともと自分の造型が醜いもんで、出てるだけで笑えます。
監督にはかなりシャープに編集して頂き、エンドロールもばっちり。
来てくれた和製ニューヨーク・ドールズみたいな翔壱書店・店長氏の飛び入りマイクパフォーマンスもあり。
「watch out」最新号も入荷中です。特集・由愛可奈。ゆめかな。
古屋兎丸『人間失格(全3巻)』を読んだので、久々に太宰治のオリジナルも読んでみる。
前田敦子さんが表紙の文庫版。字もでかくて読みやすい。
古屋版は設定を現代にアレンジ。手記をウェブサイト。カフェの女給をキャバ嬢。マルキストを過激派分子。そしてモルヒネを覚醒剤。
古屋氏の作風は基本的にはグロテスクなので、シャブ中の妄想なんかを描かせるとなかなかすごい。
「人間失格度」は確実に上がってると思う。
羽生々純『青(オールー)』全5巻。
沖縄に居住してしまった元・売れっ子漫画家を現役に戻そうとした編集者。
現地で会った漫画家はほぼ世捨て人。ひょんなことからヤクザのトラブルに巻き込まれ、銃を撃つ快感を覚えてしまい、なしくずし的に二人は沖縄組織の組員となる。
霊媒師の血を引く少女や残虐少年グループ、おばちゃんヒットマンなどキャラも強烈。
中でも「どんどん指がなくなっていく」ヤクザ幹部は悲哀があって良い。バイオレンス映画にもなりそうな作品。
『恋の門』ってすごく回転するけど、個人的にはこっちでしょう。
松田洋子『ママゴト』全3巻。
ダメな人しか出てこない、ダメな人による子育て物語。
不注意で産んだばかりの子供を死なせてしまった経験があるスナックのママの元へ、風俗嬢仲間だった友達が男の子を置いて消えてしまうという生臭い設定。
作者本来の毒と切なさがブレンドされたなかなかの名作。そしてこの人が描く女性はいつも色っぽい。
ザ・パイレーツのベストを購入。といってもサードまで全曲収録だっちゅーの。
やはりドクロのジャケに反応しちゃった僕。ルックスは少々アレだが、音のほうはパキパキだっちゅーの!
いよいよ!、と身内で盛り上がっております。
「毎日ぞんび」、7月4日(木)吉祥寺fourth floorにて大公開!!
映画BAR 19:30 OPEN
20:00 START - 1000yen/1drink
Thu
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■『毎日ぞんび~everyday of the living dead』
監督:三浦モトム
時間:10分
「ゾンビになってしまった」人びとの、とある一日。
■匣
監督:三浦モトム
時間:10分
東京で探偵業を営むある男が体験した実話。
■F君の夢
監督:椿茂雄
上映時間:5分(完全版)
F君はいつものようにBARで飲んでいた、いつの間にかF君は夢をみていた...
上映時間は特にきまっていないようですが、その場のノリになるんではないかと。
仕事とかあるのでちょっと遅めがいいです、という方はなんらかの手段で連絡下さい。
かなり、ゆるい、ゆる~いイベントになる予感です。
第三回「o!!ido短編映画祭」応募作品。
ちょっとの金と暇をくれてやんよ!という奇特な方のご来場をお待ちしております。