まだ帰ってきません、奴が。
というわけで本日より怒涛の写真アップ攻撃だ。どうだかわいいだろ。
五日市街道を渡って東町方面や、井の頭方面の南町に行った可能性もあり。少しずつ情報も頂いております。
暖かくなってきたのでやや安心。売り上げもちょっとずつ上がってきた。これは吉報に違いない!そー思うことにする。
フリーペーパーを定期的に置きに来る大学生さんがポスター貼りに協力してくれた。サンクス。
人生に悩んでいるらしい。精神科にも通っているらしい。
というわけなのでオヂちゃんがマンツーマンでアドバイスしてあげようと思う。
バイトしながら文章や翻訳をしていきたいってことらしいんだが、アリだと思う。
やりたいことがあればバイトすりゃいいべ、ってのは単純明快な話だけれども、ここで大事なのは「家を出ない勇気」である(上京組は除く。東京近郊に住んでいるケースってことで)。
つまり、できるだけ余計なものは背負わない方がいいってこと。多少肩身の狭い思いをしようが、できる限り親の脛をかじること。やりたいことはブレないほうがいい。それで作家になれた人がいましたでしょ?記者会見が話題の。
「親の世話にはならねえ」とカッコつけたところで、そういう手合いは100パーセント!確実に!「他人様に」迷惑をかけておるのだ!おれはもう身に沁みてわかってんだっ!だったらまだ身内に寄りかかっていた方がマシである。
そもそも何かやろうとしている仲間内で一番重宝されるのは、ある程度金銭的に余裕のある人間。
ストーンズにビル・ワイマンを加入させた理由ってのが、「あいつはいいアンプ持ってっから!」ってことらしい。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」ってのもどうも疑問符で、それで本も買えない、CDも買えない、映画も観られない、旅行も行けない、ある程度の遊びもできないでは、スポンジのように物事を吸収できる時期のまったくの無駄遣い。
おっさんになってからの貧乏のほうがよっぽどヒリヒリして痺れるぜ。しかも精神的な蓄えは多少あるから、タフにもなってるというか、ある程度購買欲も押さえられるって現実的な点もある。欲しいものをプロパーで即買いできるのは、カタギと実家暮らしの大特権。
『家出のすすめ』や『書を捨てよ町に出よう』なんてタイトルになど惑わされてはいけません。あれは多分、そのフレーズを思いついた本人が盛り上がっちゃっただけだから。
別に町に出るからって、書を捨てる必要なんかない。本格的に食い詰めたら物欲なんてなくなってくるから、その時まで大丈夫です。
手に取れるアイデンティティをちゃんと持っておくのも、実は結構大事だ。
そろそろ一週間たちますが、あんにゃろーがまだ帰ってこない。
パトロール・ポスター貼り・ポスティング・動物病院や店舗へのチラシ配布・掲示板への投稿・警察と保護センターへの届け出などいろいろやってるんですが、まだ見つかりません。
探す先々で、「HOMO SEX IS BEAT」なる意味がわかるようなわかんないような落書きを見つけたり(わかったところでどうなのよ?って話だが)、紳士服の広告にAKBが起用されているのを見たのだが、スーツ姿で男装しているメンバーの一人が、筋肉少女帯にいたアゴのとんがったお兄さんそっくりだなあとか、どうでもいいことを考えたりして。
最近カラスが黒猫に見える。で、バサバサっと飛び立つところに遭遇すると「うをーこの猫翼が生えてる!」なんて思ったりしたら、かなり重症。
ミドルティーンっぽい彼氏から「ホストがいっぱいいるところで黒猫を見た」と情報を頂いた。
が、あれらはホストじゃなくて「キャッチ」だな。似て非なるいきものでございます。とにかく連絡ありがとうです。
いやしかし今年はなかなか冬が明けないんじゃないか。去年の3・11はドア全開にしてた気がするんだが。
売れない売れないとぼやいていたが、ヂルがいなくなってから更にヤバいことに。近々破産するんじゃないかとドキがムネムネ。
去年までは『猫に片思い社』さんなる、猫に関する歌をうたうブルースシンガーの人がいて、この辺のポスティングや清掃員のバイトをしていたんだが、さくっと帰郷したらしい。タイミング悪い。
周辺にはあちこち、指名手配書のように探し黒猫のポスターが貼られている。引き続き捜索中。
警察に遺失物届けの手続きをしに行く。もちろんヂルである。猫も一応、そういう扱いらしい。
あちこちの電信柱に無断で探し猫の広告をぶら下げてあるので、警察官が発見しても情状酌量でスルーしてくれるんではないかという、しっかり根回しの意味も含んでいます。
並びの塾の先生が「こういうときは黒いものを食べてお祓いしましょう」と、コンビニで羊羹や珈琲等、黒いものを色々買ってきてくれた。らしすぎて笑っちゃたがありがたす。黒酢うまいよ黒酢。体にもいいよ黒酢。
自分は交番に行っていて留守だったのだが、その間に「セプちゃん」の飼い主さんが来たと、隣のラブラバ夫妻が教えてくれた。
セプちゃんとはこの辺を散歩コースにしていた白い大型犬で、いつもヂルと仲良くなろうと座りこんじゃって、てこでも動かない。が、ヂルさんの方はまったく馴染まず距離が縮まらずという、ちょっと困った事態を引き起こしていて、飼い主のおばさんと「どーもダメですなあ申し訳ないっす」などとふにゃふにゃ話していたのだが、そのセプちゃんが亡くなったという。
享年14才。ってことは犬としては大往生か。
かわいがってもらったから、というお気遣いでラブラバとうちに「リンデ」のパンを持ってきてくれた。
モフモフと食う。白い毛をわっしゃわっしゃしたことを思い出します。
で、こういう時にヂルが勝手に不在なんである。申し訳ないのである。戻ってきたら役職を取り上げ、社会人としてのイロハは叩き込まないといかんのです。