先日の「すうさい堂式LIVING DEAD」三部作上映会が好評のうちに終了。
三部作なる言葉の響きがもたらす巨匠感!数だけなら「ムカデ人間」と並んだぜ!「マッドマックス」には追いついてないけどな!
新作『SUGAR PUFF LIVING DEAD(18分)』ですが、ゾンビとしても出演しているブルースメンが奏でるカントリー・ブルースがマッチして、非常に心地よいリズム感でエピソードが進行します。
ご家族でも楽しめます、とは言わないが、セリフがほとんどないのでワールド・ワイドに楽しめるはずである。でかい口も叩く。
女子がいっぱい出ているので、たいへんガーリーである。黒髪とグリーン・ヘアのパンキー・ガール二名(主演のIさんはタランティーノが観たら惚れるだらう)。ノイズ・アーティストとして活動しているRさん。個人的には一番好きなパートのGさん。あとは自分含めいい年したおっさん。監督さんのみイケメン。
ほんとは「ブラック・コメディ」とか言いたいのだけれども、作り手の押し付けみたいでなんだかなーという気がとてもするのでやっぱり、単純にホラーである。
しかし、古本屋を十二年もやってると映画が三本も作れる。古本屋冥利に尽きる(バカか?)。
まともに店回せ、という声には耳を塞ぎます。
どうせ世の中的にはゴミ虫君なんだからほっといてください。
やらなくてもいいことしかやる気がしない。
余談だが、今回の撮影でギャグ(猿轡)を使った。ちょっとオシャンティーな性癖のある人たちが愛好する、口にボールを固定して咥えさせるアレのこと。さすがにコンビニとか東急ハンズじゃ売ってないので(と思う)、秋葉原の「大人のデパート」まで購入しに行ったのである。
で、会計に並んだところ、とてもかわいいメガネ女子がいわゆる「バイブレーター(お箸の国では「電動こけし」とも云う)」を買っている現場に遭遇!
そーか、あんな子のカバンの中にあんなものが入っていたりするのかーと思いをはせると、こんな世の中でもキラキラ輝いて見えた瞬間でした。
・・・あー、ともあれ、あの箇条書きみたいな脚本を膨らませまくってくれた、出演者と監督さんに感謝です。