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すうさい堂の頭脳偵察~ふざけてません。

すうさい堂は閉店しました。17年間ありがとうございました。

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ボクサー地獄編

猛暑です。しかし自分の生活は風呂なしであります。
酔っ払って寝ちゃうとその日は風呂抜きになるので、銭湯が営業中に行かねばならない。御代は450円。
といった煩わしさもあるのだが、時々誰もいなくて丸ごと「貸切」になることがあり、これはユニットバスでシャワー浴びてるだけでは得られない醍醐味で、つまり物事はすべてトントンなんである。
(浴槽の淵に座ってパシャパシャ「足湯」にしてる虫君たちを見かけるが、出来ればそのまま溺死してください)
地元の中学校は坊主頭、しかも指から毛が出たら校則違反、上履きには名前を明記、その字が薄かったら校則違反etcというがんじがらめで育ったので、「自由と拘束」に関して死ぬほど考えた。感謝しますぜイエイイエイイエイ。
自由とゆとりの中で育てばそのどっちについても、あるいは不自由ということについても考えるわけがないんで、某エスカレーター式私立校の生徒ちゃんたちには「何もかも持っている故の何もなさ」を感じる。多分それは偏見じゃない。

『あしたのジョー』を久々に通して読んでみる。矢吹丈は拘束された上での爆発力をパワーとしている。
強敵にはもちろん全身全霊でぶつかっていくが、格下の相手に対してもきっちりぶっこわしにかかる。リングで嘔吐したり、草拳闘のどさまわりまで身を落としたりと、しっかりアンチ・ヒーローでござる。
ラストのホセ・メンドーサ戦におけるボロボロのパンチドランカー状態になりながらも立ち上がり、しかも薄笑いを浮かべたジョーの顔のアップは、漫画における恐怖描写としても最上級のものではないか。
それは王者ホセの精神を混乱に陥れ、反則を連打させるほどのものであったのだ。
ちなみに丹下段平の絶叫で有名な「立つんだジョォ~!!」は、原作では彼のセリフではない。
彼はホセ戦においては終始勘違いしたり、試合を放棄させる方向の行動を繰り返している。ファイトを続けるように激励したのは白木葉子。それを言い放ったのは、単なるいち観客である。
で、今回入手した揃いの全16巻は、最後の最後、真っ白になったジョーのラストシーンのページが切り取られている。
気持ちは分かるんだが。どこかで最終巻を手に入れないと売り物にならないのであった。

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