先ほどウェブサイトの取材があり、ブログを読んで頂いている様子で、「まあ本のことは一切書いてないですけど、わはははは」と和やかに進み、そういうわけでまた本とは関係ないことを書く。
ちなみに5月3日に高円寺フォースで『俺達は字が読める!』というブックレビューのイベントをやるのですが、連休にわざわざ足を運んでくれる人もほぼいないでしょうけれどもよろしくお願い致します。相方は厭世大王のポーキー・ラモーン。ゴールデンウィーク・ファックオフ!
http://fourthfloor.sub.jp/schedule/index.php
いや前回「とんねるずみたいなもん」とか書いてしまった欅坂46なのだが、そんな生易しいものではなかったようである。たいへん申し訳ございませんでした。
「今後はリアルな不協和音が起こる」とか書いた矢先に、メンバーの一人が体調を崩し長期休暇。
今泉佑唯という笑顔キャラで、人気は五本の指に入るんじゃないかと思うのだけど、そんな子でも折り合いがつかなくなるほどハードな日々だったということだ。
ちなみに先日のMステ出演時は口パクも放棄した鬼気迫るパフォーマンスで、完全にPVを凌駕。
休業中メンバーのポジションは埋めずに空けている、というスタンスには思わず涙腺がゆるんでしまうのだった。しかし平手ちゃん、どこまで行く気なのか?
きっと楽曲としては『二人セゾン』なんかの方が名曲なのだろう。
ただ自分も含む多くは恐らく、『サイレントマジョリティー』『語るなら未来を・・・』『不協和音』のようなガーン!と来るものを期待しているのだ。
(しかしアイドルの歌詞に「抹殺」という言葉が出てくるなんて前代未聞。案外、秋元康の方が引っ張られてしまったんじゃないだろうか)
非常に残酷なリクエストだと思うのだが、それにキッチリと応えるメンバーたちがすごい。
もともとAKBや乃木坂に憧れてアイドルになったのだろうけど、まるで違うグループになってしまっている。時にてちはまだ15歳。
同じことを同じ年齢の男子アイドルがやったところでまったく響くわけがなく、なぜかというとこの時期の男は全部バカということを我々は知っているから。
女性アイドルが必死に食らいついていく姿が素晴らしく、しかも痛々しい。
自分にとってアイドルとはたいへん「圧が強い」もので、特にももクロの「アイドル圧の強さ」はちょっとついていけなかったのだが、欅ちゃんは「あっこれならいいんじゃない?」とか思っていたらいつの間にかズブズブと。あっテレ東レギュラー番組の「ド素人っぽさ」もいい感じ。
あまり書きたくないんだが、「セックス・ピストルズの最盛期ってこんなだったのかな?」と思わせる高揚感が確かにある。書いちまったな。思いっ切り恥ずかしいなこれ。
時にてちはまだ15歳。ちょっとがんばりすぎじゃね?このままがんばってると本当にボロボロになってしまうのではないか。
いまのところ匹敵するメンバーもおらず、ひっじょーに繊細なバランスの上でグループが成り立っている。ゆえに目が離せず、我々はさらに「もがき苦しむ欅坂が見たい(特に平手友梨奈)」という残酷な期待をする。最悪である。
ピストルズはデビューから二年で解散。ってことは欅坂も、もういいんじゃないか?と、思ったりもする。
てちにはいっそのこと引退してもらってもいい。時にまだ15歳。