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すうさい堂の頭脳偵察~ふざけてません。

すうさい堂は閉店しました。17年間ありがとうございました。

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がんばれリカ!!



契約更新してきました。これであと二年はもつ。
この二年周期の二月ってやつは、家賃を二か月分納めなくてはいかんのである。ご丁寧に締め切り期日が二月十四日とくらあ。
尻の毛を抜かれる月間。ハートがヒリヒリする。毛穴もひらく瞳孔もひらく。
新宿西口の思い出横丁の手前に、老眼鏡とサングラスを一坪くらいのスペースで売っている爺さんがいる。
吹きさらしなので冬など寒いはずだが、あの爺さんは何十年もずーっとそこで売れてそうもない店をやってる。彼なりになにか続ける(やめない)理由があるのだろう。

さて辛気臭いので話題を変える。この空白の一行の区間、実は気絶してまして、おはようございます。
ラピュタ阿佐ヶ谷で『混血児リカ(72年)』なる作品を観てきた。赤茶けた画面が素敵な、いわゆるグラインドハウス状態。
このようなタイトルなので(まあたしかに、おどろおどろしい字面ではある)日本版ソフト化はこれからも無理かと思われる。DVDは輸入版のみ。
それよりも奇っ怪なのは作品そのもので、とにかく編集が粗い。監督はシャレオツ映画のマスターピース『月曜日のユカ』を撮った中平康なのだが、死んだら死にっぱなし、殺したら殺しっぱなしのこの粗さはどうしたことか。
自分の仲間をベトナムに売った組織と対決して少年院行き、脱獄を繰り返しては(鉄条網が敷いてある塀を気合で乗り越えるだけ!意外とかんたんです)、なぜか助太刀してくれた風来坊と共に娑婆で人身売買組織のボスたちと再び戦う、という図式だったと思う。一週間くらいたつと、あれどんなだったっけ?と印象がぼやけるくらい大雑把な映画である。
足場がぐらぐらなまま進んでいく建築現場。
主人公の青木リカはこのシリーズ以外ではお目にかからないようだが、本当のハーフらしく、でかい。
で、大根。主題歌を歌うシーンがあるのだけど、カクカク。ダンスはうまく踊れないらしい。
とにかく、堕胎/レイプ/殺人/脱走/キャットファイト/かあさんシャブ中など実にいろいろある中で(常にほったらかし・・・)、最後のテロップが『がんばれ リカ!!』
これ、結構インパクトあったので真似して自分にも言いたい。
『がんばれ オレ!!』
リカが刺青柄の変てこなマントを纏って大かつやくするらしい続編がいま公開中ですが、やはり観に行ってしまうのだろうか?


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