デビッド・ボウイ死去。享年69才。新作『ブラック・スター』が大好評で、世界中が追悼している。
完璧にクリエイトした人生。ただその「オール5」(世代がバレるが)みたいな感覚にもうひとつ馴染めなかったというのが正直なところ。ま、オール2みたいな人間だからな。
栃木のヤンキー(@成人式)みたいな格好をしていたグラム時代にキャッチーで好きな曲が多い。
『クイーン・ビッチ』『レベル・レベル』『世界を売った男』『スペース・オディティ』とか。
『ジギー・スターダスト』はやはり名盤。訃報を聞いたときはさすがにダラダラと続くボーナス・トラックはカットして、『ロックンロールの自殺者』でディスクをストップした。
個人的にはアメリカ的な雑さとヨーロッパ的狂気が同居しているような『アラジン・セイン』を一番愛聴していました。
なんだかんだで控えめなギラギラ感のマーク・ボランに対し、当時のボウイのいくところまでいっちゃったファッションは、多分いまだに時代が追いついてない。すごいことである。
メイクを落とした彼も、どことなく人間離れした美しい生きものだったという、オールラウンダーなのであった。
「キングオブコメディ」の高橋健一逮捕。実はこっちのほうがショックだったんだよウ。
キンコメ解散である。好きだったのに。母親が自殺していて、父親の多額の借金を返済しているというだけでも負のスパイラルなのに、あんた、そんな性癖があったのかあああ。
盗品600点。ってそれほとんど「ショップの在庫」だろう。それが実家の押し入れにぶっこんであったというのが無防備ですごい。確実にコレクトが目的になってる。
20年続けて捕まらなかったという手口はブルセラのルパンか?
仲間の芸人たちのコメントもほとんど匙を投げてるというか、かつての「帰ってこい!マーシー!」的な勢いがゼロ。
マーシーなんてむしろシャブに手を出していたから犯罪者として格が上がったようなもんで、「変態の盗撮野郎」から「ジャンキー」にスライドしていった感がある。
タレントはやめたといいつつも、時折媒体に「いかにもタレント」みたいな顔で登場できるのも、その辺の「ハク」があるから(と、本人は思ってる)なのだろう。
しかし、「自らの欲求をかなえるため」就学児童の制服を盗み続けたとあっては、かなり重症のおフェチさんである。もう、一番みんなが引くパターンな。
自分も「セーラー服を盗んだっていいぢゃないか!」理論を展開しようと思ったのだが、無理でした。ぐうの音も出ません。
せめて私が一番好きなデビッド・ボウイの曲、退廃の極みのようなキラーチューン、
『ASHES TO ASHES』(灰は灰に)を、パーケンに捧げる。