さて、今日は人気ブログ・オートモッドのジュネ氏が執筆する『フェティッシュダディーのゴス日記』風に書いてみようと思いますよ!!
本家はB級グルメ記事が主なので、別に反旗を翻すわけじゃないんですが(笑)、一応ちょっとゴスっぽいネタなにかあったかな~?と思ったら、最近観た邦画でインパクト絶大なのがありましたよ!!
園子温監督の『冷たい熱帯魚』ってやつなんデスが。
弱小熱帯魚屋(吹越満)とイケイケ熱帯魚屋(でんでん)がふとしたきっかけで出会い、ビジネスパートナーにならないかと持ちかけられるのですが、実はでんでんは邪魔者は片っ端から殺してしまう殺人狂で、吹越を無理矢理、犯罪の共犯者に仕立ててしまいます。
脅し文句が「家族は元気か?元気が何より!」ですよ!!
つまり、死体遺棄の手伝いをさせられてしまうんですよ!!
その方法が凄まじく、隠れ家の風呂場で死体を解体し、骨から肉を落とし、さらに肉と内臓をサイコロ状に細切れにして、骨はドラム缶で焼き(醤油をかけます 笑)、他の部分は川に流して魚の餌にしてしまいます。
手馴れたもので、この作業をでんでんと嫁さん(黒沢あすか。めっちゃエロい)が鼻歌混じりに行います。
怖いですね~・・・・・・
さらに怖いのが、この映画が実話をもとに作られているということなんデスよ!!
93年に埼玉県で起きた「愛犬家連続殺人事件」というのがあるんですが、これは犬のブリーダーである犯人と妻が、都合の悪い人間を殺しバラバラに解体して、ほとんど証拠を残さなかったため、実際に何人を手にかけていたのかいまだに判別できない、という事件なんですよ!!
劇中でんでんがよく口にする「ボディーは透明」という言葉は、実際にこの犯人が好んで口にしていた言葉だそうです!
怖いですね~・・・・・・
この犯人の共犯者が(吹越の役どころ)出所後に事件のあらましを綴ったその名も『共犯者』という本があるのですが、今は角川ホラー文庫のシリーズで文庫化されているので、興味のある方は読んでみてくださいね!!
マジ、すごいです!!
吹越の奥さん役・神楽坂恵も常に胸の谷間全開の大サービスだし、娘さん役の子もかわいいし、「猛毒エンターテイメント」と謳っているように、エロスとバイオレンスに溢れた、なかなかの娯楽作でございましたよ!!
やや、猟奇的ではありますが(苦笑)。
吹越満が最後に放つ、「人生ってのは、痛いんだよ!!」という言葉が胸に残ります・・・・・・(遠い目)
しかし園子温という監督、サブカルでアングラ者のくせに、元グラビアアイドルの女優さん(神楽坂恵)を嫁さんにするなんて、まったくなんてうらやましい!!(大笑)などと思ってしまった、夕飯どきのすう様でございました。
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怒られるかな?(笑 逃げ腰)
さて、あんまりほったらかしもよろしくないと思うので無理矢理ひねり出してみようかと思いますが、もはやブログ人口ってかなり減少しているのではありますまいか?
みなさんツイッターやフェイスブックに流れておられる。ミクシイはもう瀕死状態?(先ほど二度目の退会をしてまいりました。もうやんねー)。
ツイッターは継続しますが、しかしながら140字では自分の頭の中が整理できん。可能ならばファストでショートなカッコいい名言を叩きつけられるような人になりたい!・・・・いんや、なりたくない。自分みたいなだらだらした者はだらだらだらだら綴っていくのがお似合いなんである。
とはいえ、ツイッターはある程度の距離感が持てるのでまあよろしいのだが(さすがにひとつくらいはやってないとねえ)、信じられないのはフェイスブックってやつである。
実名登録して、昔の同級生とかと繋がれるって?御免こうむる。なんでまたわざわざそんなもんと再会しなきゃならんのだ。ほっとけ。地元等の奴らがどうなっていようが知ったこっちゃない。
最高に気色悪いのが「いいね!」ってやつ。何なんですか。そんなに自分の放ったどうでもいいような言動を生あたたかく肯定してほしいわけですか。その数が多いと何か安心してニヤけられるわけですか。
親指を下に向けたブービーボタンがあればまだ公平な気もするが、ないんでしょ?結局登録制のオラが村状態。俺の村では俺も人気者ってやつ。
何かメリットがあるのかも知れぬが、まずは生理的に嫌なものは嫌なんである。セキュリティにもめちゃめちゃ穴があるらしいし、商売っ気を出すなら多少危険な橋を渡る必要があるかもだが、一般の人までがなんでそんなに?と思う。
当ブログはまったく反応が分からないので、アップした後でああまたやっちゃったかなと思うことがなくもないが、醜い文であることは少々自覚している。だけども、「いいね!」や「リツイート」を念頭に置いて書いているよりはよっぽど自由である。だからこれは必要。
結局やっぱり、言いたいことも言えないこんなツイッターじゃポイズン。
最近はちょいちょい、懐かしい人との再会(といっても数年程度だが)があったりなんかして、SNSなんかに頼らなくても、そういう風ってのは自然に吹いてくる、といった感じでキレイに〆。
さっき電卓をはじいてみたら今月けっこういいじゃん!などと思ったのだが、よく考えたらよそ様であれば真っ青になるような数字である。
うちの強さはいろんなアクロバットでなんとか続けてるということである。店をつぶさないコツを教えましょう。それは店の売り上げに頼らないことであります!
とにかくゆるい。しかしそれも長続きのコツで、ギッチリやってたら私、とっくに胃潰瘍になってます。
出稼ぎして店開けて余暇で無理矢理遊んでるもんだから毎日忙しい。とにかく男におモテになるんである。女性とのつきあい方はすっかり忘れてしまいました。
ミュージシャンになりたい。俳優になりたい。アイドルになりたい。芸人になりたい。デザイナーになりたい。カメラマンになりたい。作家になりたい。絵描きになりたい。
それ、全部なれますから、安心して下さい。ただし「食える」かというとそこは別問題。
そこはそれ、ということでやる気があれば続けたらいいんである。あんまりきれいに生きるこたねぇやな。
むしろ、ダラダラ続けてる奴のほうがカッコいい。
というわけで、最後まで変態ロックンロールショウを続けてくれたザ・クランプスはとても誠実なバンドだったなあと思う。セカンド『サイケデリック・ジャングル』を最近はよく聴いている。
サイコビリーというとスラップベースが「伽伽伽伽伽」と唸り、ダミ声ボーカルでぎゃーっと突進するのが定番だが、このアルバムのゆったりした雰囲気はとてもクールだ。
ギター2本。グレッチとファズの絡みが絶妙。ベースレス。ドラムはほとんどオカズを入れない。
そこにエルヴィスとフランケンシュタインのMIXモンスター、ラックス・インテリアの艶っぽいボーカルが乗る。実は正統的なロカビリアン歌唱をちゃんとマスターしている人だ。
スカスカなんだけど、実に豊穣である。こんなに色っぽいガレージ音楽を他に知らない。
ファーストのはじけたトラッシュ感や、中期以降のまさにサイコビリーなノリの良さはないんだけど、クランプスの最高傑作だと思う。
マニアックなロカビリーのカヴァーが多い。ラックスとポイズン・アイビー夫婦は本物の音楽オタクである。クスリなんかに手を出してる暇はない。
そんなものに使う金があるなら、レアな7インチを買っちゃうんだろうから。
ライブにおける、キッチリとコントロールされた狂気。エンターティナーであり、プロフェッショナルであるということ。暴力性のカケラもない、至ってピースなバンドであった。
精神病院の患者とコラボ出来るのも彼らだけで、普通のバンドはそこまで「降りて来て」くれないんである。
数年前にラックスが心臓疾患でロカビリー天国に召されてから、妻でありギタリストであったアイビーは今どうしてるんだろう。すっかり老け込んじゃったかな。
このアルバムは彼らのファースト・シングル「gravest hits」とカップリングで売られているものがあって、当然そっちのほうがお得なんだけど(「ヒューマン・フライ」を聴いてくれ!パンクもロカビリーもガレージもぶっ飛ばした最狂のロックンロール・ミュージックだ!)、ジャケも二分割されちゃってるし、この作品本来の隠微さを愉しむのであれば、単独盤のチョイスをオススメする。
翔壱書店(R-18)発行のAVファンジン『watch out vol.8』本日入荷しました。
今回は部数が少なめなので欲しい方はお早めに。すうさい堂コラムは先月のデビルマンに続き、旧ルパン三世。バランスを考えるととりあえずメジャーなものを取り上げた記事があってもよいかと。
(今後はじわじわマニアックになるよてい。このコラムはブログには転載しないんで、すうさい堂ファンにとってはコアなアイテム。←そんなもん、いねえーよおーー)
店長氏のパンク・コラムなんか「PROTEX」だよ。さすがに自分も名前しか知らないよ。来日するらしいけど。この人はパンクと心中するんだろうな。こっちも精進しないといけませんな。
裏表紙は三遊亭円丈師匠『恋のホワン・ホワン』のシングル盤。動画サイトで検索して聴いてみたら、ニック・ロウのカヴァーだった!知らなかったー。
どうも本人が好きでやってるらしい。写真見ると着物にストーンズのベロマークつけて落語やってるし。
落語ってジャンルには暗いんだが、こんなひともいたのですね。
編集後記にも書いてあったけど、ますますカウンターカルチャー的な様相を呈している。確かに昔からエロとサブカルは相性がいい。昔の由緒正しいエロ本は細かいコラムが充実していたんである。
ネットは確かに拡散するけど、紙媒体のファンは凝固すると思う。ちょっとしたワクワク感があるのがいい。
6月1日の土曜なんですが、どーしようかと迷ってはいたのだがdalitta of the deadでライブやります。
そのため、勝手ながら6時で閉経じゃなくて閉店とさせて頂きます。場所は高円寺・無力無善寺。
この前のちょっとした盛り上がり状態に、ひょっとしてサンデイまさかり改め金子マサカリくん化けかけてる?と思ったりなんかして、へたくそなカホン叩いて参ります。まったく練習してないが。やっぱりMCが多めだなー(受けるんですよねえ)。
出番は7時から。チャージは1ドリンク込みで1000円と、タダ同然に安い!じわじわ人気の「スーパーガンバリゴールキーパーズ」とも共演。ここのボーカルとは結構昔から知り合い。
『猫ぐらし』というムックがありまして(発行・アスペクト)、先日出たvol.6にうちのヂル会長が掲載されています。
中央線店猫特集。素敵猫さんがいっぱいです。
しかし記事中の「入荷した本はほとんど読んでいます」はかなり誇張されちったなー。正確には「入荷したマンガの7割程度は読んでいます」です。
しかし、しなを作って横になっている写真はとてもキュートなんだが、ギャップがありすぎて、はっきり言って別猫です。
今年のバウスシアター・爆音映画祭。本編はちょっとスルーしますが、同時開催の『音漏れ上等!爆音に負けるな映画祭』にそそるものが。
6月3日のプログラムがヤバい。『食人族』に始まり、本当にレンタルじゃお目にかかれない伝説のカルトで鬼畜なマカロニ・ウェスタン『情け無用のジャンゴ』が目玉。これ見たい。これ見たい。これ見たい。
『デモンズ』挟んで、変態お笑いホラーの『死霊のしたたり』、インドネシア・ホラーの『マカブル 永遠の血族』!
うーむ。・・・・・・・・・休業?
先日は休業して店内締め切って撮影して参りました、すうさい堂映像部門プロジェクトによる作品・『毎日ぞんび』。
元々は人さまの部屋を借りて撮影しようとしたのだが直前でキャンセルになり、「ゾンビは生前の行動パターンを踏襲する」という原理があったっけ、ということを思い出し、ならば古本屋がゾンビになってもそのまま店にいる(開店しているかどうかはこの際関係ない)ってパターンでいいんじゃないの?と無理矢理こじつけたのですが、これが正解。やっぱり床を血まみれにしてしまいました。てへぺろ。
演技経験者ゼロ。誰もセリフ覚えてない(書いた本人も覚えてない)。というわけでブツ切り撮り(専門的にはなんていうのでしょうね?)。
なんだけど自分が声をかけた「役者さん」たちがかなり達者で、「うまいなあー」とか思ってたら笑いが止まらなくなって、(いわゆるこれがNG集で見る「ハマる」ってやつかー)迷惑おかけしました。すまんす。
監督はジャンクノイズバンド・『HALBACH(ハルバッハ)』を率いる三浦モトム氏。
出演は武蔵野美術大学の女子3人(人妻ちゃんとレッドヘアーちゃんと三つ編みちゃん。←この子はスゲエ。妖精かと思った)。バンド『テーストオブ学生気分』のPC操者・高野豆腐氏。まっつん構成員。と、私。
今回作ってみて思ったのだが、映画制作ってのは半端じゃなく大変だ、ということ。
十数分の話を撮るのになんだかんだ5時間近くかかったんですよ。あと、セリフが飛んだらおしまいの舞台俳優って人々もほんとすごいわ。
メイクにかなり時間をかけてもらったので、本格的に死体っぽい(特にタイとかの死体写真っぽい)嫌なゾンビに仕上がりました。プロップ・ガンも使用。
自分は無駄なエンドロールが大好きなんですけども、それ用のお楽しみ映像もあります。
別に好きじゃないんだけど、ジム・ジャームッシュ的にスタイリッシュなモノクロ映像作品に仕上がる予定。
これでロメロ先生やフルチ先生たちの列の末席に加わることが出来たぞウ!と思っております。
制作費は総額7・8千円じゃないかな?ワイルドだろー?
そのあと三鷹「おんがくのじかん」にてdalitta of the deadのライブ。オレのスタミナすごい。
ここでは妙に受けました。思い出したが一番最初のバンド名候補が、「エヴリデイ・オブ・ザ・リビング・デッド」だったのだ。「毎日ぞんび」の元のタイトルである。長すぎるからやめたのです。かわいくないし。
ゾンビチームの打ち上げで「ハルピン」の餃子をむさぼり食らう。うめえ。おつかれさまでした。
上映日は確定次第、お知らせ致します。
自分は本当にお金がないので、今後も旅行なんか行けそうにもないし大人の遊びも出来そうにないが、頭と体と腎臓を使って吉祥寺で遊ぶことにした。そんなわけで、遊ぶときは真剣である。
と、モトム監督にはこれから編集作業という激務が待っているので、微力ながら「HALBACH」の動画を貼っておきます。ギターをかきむしっているのがモトム氏。壮絶だぞウ。