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すうさい堂の頭脳偵察~ふざけてません。

すうさい堂は閉店しました。17年間ありがとうございました。

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年末年始のおもひで



さて、新年なので備忘録でもしたためるのである。なあんちゃって。くわつはつはつ。
27日はフレッシュな教員さん(男女)を交えて忘年会。
男先生が出来上がって「実は僕、つい最近包茎手術をしました!真性包茎だったのれす!!」とカミングアウトしてから座が異常に盛り上がり、かつては青年協力隊としてジンバブエで体育教師をしていた経歴を持つお父さんが、「自分はむかし、包茎手術専門の助手のバイトをしていた!」と参戦!さらにヒートアップ!会話に異常に頻出する「皮」「皮」「包茎」!うるさい!声がデカい!
もはやバカしかいない。もうあの店に出禁なんじゃないか我々。詳細は下品すぎてここには書けないので、え^^^^-と~,次回の「watch out」をお楽しみに。

28日はヂルおかんの飼い主である夫妻が住む野方へ。おでん鍋。先日の「バカしかいない会」に比べたら、まるで夜会である。ヂルおかんも抱くと足を突っ張る。遺伝である。
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』海外版(でしか発売できない)DVDを借りる。

29日は男同士でなんとなく飲み。先のジンバブエ氏に「奇形人間」を又貸ししたら喜んで帰った。

30日はバウスシアターにてジャームッシュの『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ』鑑賞。
冒頭に流れるワンダ・ジャクソンの怪しいロカビリー・『ファンネル・オブ・ラブ』(回転数も怪しいバージョン)で心掴まれる。
吸血鬼のカップルが「汚れた血は飲まないんだもんね」と、病院から新鮮な血液を買ったり、「血のガリガリ君」食ったり。バンパイヤの日常をシャレオツに捉える。
こういうのどっかで見たことある、と思ったら『毎日ぞんび』であった。
ただちょっと金がかかっていて、ちょっとだけ美男美女が出ている、っつーだけの違い。

31日は、何かいい塩梅の大晦日の過ごし方はないかと吉祥寺をふらふらして、結局TSUTAYAへ。
『死霊のはらわた』を20年ぶりに観る。
これ、死霊が人間を惨殺するのではなく、人間が死霊(に憑依されたガールフレンド)をバラすという、案外良心的な内容なのであった。でもないか?
グチョグチョのスプラッタ観終わった直後に年明け。

元旦は最悪であった。しかし、ならば、最悪が最初に来たので、残りの364日はニコニコで過ごせるであろうと思い込む僕。

2日/3日は実家。妹の「さっしーは全然かわいくないのにあのポジションはすごい」とのお言葉を頂く。

4日は「どうげんぼうず(ラーメン屋)に行きましょう」と金子まさかりさん(a・k・a日本ミュージック)とのお誘いがあり、早めに本年一発目の店閉めて7時ごろ笹塚に着いたら、スープがなくなっていて完売。
店主チカヒロに謝られるが、あ、ちょっと得意気だなこんにゃろめ。まあ、新年からお目出度いことである。次は全部乗せ食う。
しかしまさかりさんとは知り合って10年近くになるのに、いまだにまともな会話が成立しない。
どっちかが(大体向こうだが)泥酔しないと話ができない。当然ながら電車移動中、会話なし。
吉祥寺に着いて有名ラーメン店で食事。
「BGMがなんだかパンクだねえ」「厨房の兄さんがなんだかパンクだねえ」と、ここで多少まともな会話が発生。
その厨房のお兄さんがなんとうちのリピーターであった。
行ってあげてね、武蔵屋。

5日はいま現在なのだが、ラピュタ阿佐ヶ谷のおねーさんが次回の特集上映のポスターとフライヤーと招待券持ってご来店。
いそいそと張り替え。こういうことだけは即やる。
今年も何とか開けてます。

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大自然とわたくし

昨日は店をさぼって、青梅線・日向和田にて男3人で「しょんみり」と野外バーベキューをしていました。
ほどほどで帰ろうと思ったら大して飲んでないのに妙に悪酔いし、現場で死にました。すみません、自然に負けました。
自然の中で食う肉は・・・・それほど旨くない。眼前に広がる紅葉と、やってることのギャップが大きすぎるんである。
焼肉屋のほうがゲハゲハと食える。つーかすまん、食べさせてもらってるのに。
同じ東京都下なのにさすがに川の水なんぞきれいで、しかし、飲み屋がないな。中古CD屋もマイナーな映画館もないな。こういうところには住めないかもな。写真撮ったけどなぜか残ってなかったりして。
自然とは相性がアレなのかもな。
帰宅したら9時で爆睡。一度ゲロ吐きに起きる。

ここのところ毎週劇場に足を運んでいて、『ジャンゴ(爆音)』、『ルー・リード/ベルリン(爆音)』@バウスシアター、小林旭の『女の市場』@ラピュタ阿佐ヶ谷。
「ベルリン」はラフな格好で辛辣な歌詞を朗らかに歌う老境のルー・リードが「人のいい悪魔」という風情。
「女の市場」はアキラがホステスの「引き抜き屋」なのだが、アキラなので、唐突にキャバレーで「峠の我が家」を歌うシーンがあり、そこがやっぱりアキラ。
そして新宿酉の市へ行く前に観た『R100』。
いよいよ松本人志も終焉。貶すのは簡単なんだが、何故この人はこんなになってしまったのか?ということはちゃんと考察したい。性格が悪い。

馬鹿・イン・ザ・リフレジレイター

遅ればせながら先日のO!!IDO短編映画祭も終了し、ご来場まことにありがとうございました。もう一週間たっちゃった。
6作品の威力というか、最終的には立ち見が出るほどの盛況。
他の作品は役者さんの演技がちゃんと出来ているので、我々のアレはかなり異質であったが、最初から「演技はしなくていい」「セリフも覚えなくていい」ということを前提でつくったものなので、別によいのである。
さすがなのはあのふざけた台本をきっちりと映画として撮った、三浦モトム氏の手腕なんである。
これ、監督を間違えると「ギャグだから」ってノリで変な効果音を入れられたりして、完成品を見たときにがっかりすることになります。
ゾンビということで、ホラーだと思って構えてみると「え?こーゆーの?」ってことで隙が生まれる。笑いを生む=心理戦なんである。
(札幌ホラー映画祭というイベントにも出品され、かなり受けたとの報告を聞いた)
司会の人から「強烈に吉祥寺のにおいがする」と言われたが、そういうものなんだろうか。
来年1月に第4回が予定されているらしいので、それまでにもう一本作りたい。作りましょう。
でもあんまりゾンビゾンビ、続編続編と言われるので、そっちはやらない。
別の懸案で行きたいと思います。自分はもう出たくない。画面が汚れる。
ちゃんと商売やれよ、と言われそうだが、自分は余禄で遊びたいからずっとここにいるんである。
それが吉祥寺っぽいってことなのか。どうなんだろ?わかんね。

しかし猛暑。だからなのか、若者の間で「バイト先の冷蔵庫に入ること」が流行っているらしい。
で、お戯れのツケとしてフランチャイズの契約解除とか(オーナー失職!違約金もすごいぞウ)、店舗閉店とか(損害賠償、きっと数百万じゃすまないぞウ)。
昔から「若者の暴走」ってのが嫌いなんである。成人式で暴れてる奴とか。つまんなかったら出るな。あんな書き割りみたいな場を破壊してどうすんだ。もっとやれ若者!なんて肯定してる大人も嫌いだ。
しかし頭が悪い。センスも悪い。オリジナリティもない。有名になるために頑張るという努力は微塵も感じられない。
そういうバカが、大人が必死で守っている看板を汚したわけで、きっちり首を取ってやるのは当然至極。
店側の処分が厳しすぎるとか、全然思わない。患者の内臓を晒した医学生までいるんである。どこまでエスカレートするのか、わかったもんじゃない。バカは判断力ないから。
多分「主演」の輩って、いちびりで陽気で人気者なんだろうが、いかんせんバカだ。残念ながらバカでした。
親は悲惨だね、家を売っても追いつかないだろうから。そう考えるとこんな僕でもまだ親孝行、とか思う。
昔はテレビの悪影響云々と言われてたが、今のネットの影響ってのは底知れず深い。親御さんは「リツイート」なんて知らないんじゃないか?
しかし、ツイート一発でぶっ壊れちゃう人生って。あんまり依存するとやばいなあと、自戒を込めて思う。
ネットユーザーの粘着度もすごい。店舗特定しちゃうもんな。そんで果てしなく残酷。
なんでわざわざ肉塊を持ってライオンの群れに飛び込むような真似をするのかねえ?
さてこの辺で、バカが沈静化すればよいのだけど。次に何かあるとすれば、裸で寝転ぶ奴が出るような気がします。
こいつらは多分、何のカルチャーもロックンロールも知らないんだと思う。
バカだからな。バカにはロックはわかんないんだ。ロックンロールは知的財産だから。

ただ、日本がかつての下らない国に戻ったみたいで、ちょっとワクワクしてるってのが本音。

商業デビュウです

明日はいよいよ第三回O!!iDO短編映画祭にて、『毎日ぞんび~everyday of the living dead』、商業デビューです。
正規の映画館で正規の料金で上映するのである。これを商業デビューと言わずになんと言おう。
ーーーすいません本当に。
オープニングアクトのヘヴィメタルベーシストの方も、サイトの写真を見る限り、かなりビジュアルショック系です。
我々の作品の上映は最後から2番目なので、9時ごろになる予定です。
開場に間に合せる為、明日は6時閉店で渋谷アップリンクに向かおうと思います。よろしくお願い致します。
事前に連絡を頂ければ、当日料金でねじ込んで差し上げることも可能かと思われます。
さて、映画を観る前のエチケットをいくつか。

・盛り上がっているからといって、上映前にお酒をがぶ飲みしない(特にトイレ近い人)。
・トイレが近い人は真ん中に陣取らない。
・上映中に評論しない。
・欧米人のようにフゥ!とかイエイ!とか言わない。
・上映前にコカインを吸わない(これ全部やった人がいた)。
・ライスシャワーをしない(ロッキーホラーショーだけにしましょう)。
・発砲事件をおこさない。
・劇場に猫を持ち込まない。
・劇場にセックスを持ち込まない。
・ペッティングもなるべくしない。
・携帯の電源は切っても人間関係は切らない。
・上映中にヘイトデモをしない。
・隣り合わせて目と目があったら恋に落ちて出会えたキセキに感謝しない。
・眠ってしまっても「ムニャムニャ。もう食べられないよウ」等の寝言は言い過ぎ。

マナーを守ってたのしく鑑賞致しましょう。
ちなみにアップリンク・ファクトリーのサイトを見ても、なんのインフォもありません。

「劇場公開」決定しました!




第3回『o!!iDO短編映画祭』に「毎日ぞんび~everyday of the living dead」参加決定!
8月9日(金)@渋谷アップリンクファクトリー。http://www.uplink.co.jp/
open7:00/start7:30
オープニングアクト:屍淫
前売:1500円 当日:1800円

上映作品
「swing shadow blues」17分
「ちば大虐殺~小銭人生~」20分
「おっさん☆スケボー」5分
「復讐部屋」15分
「毎日ぞんび~everyday of the living dead」10分
「カメラ・ガール」19分

店にパンフレットと前売り券あります。よろしくお願い致します。

おお!ゲンスブールのドキュメント映画と併映だ~!

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男性
職業:
古本すうさい堂
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