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すうさい堂の頭脳偵察~ふざけてません。

【すうさい堂最新情報/極私的ツイッタァ】 ■■ 2017年10月13日(金)13時より移転オープンしました。■吉祥寺本町1-29-5 サンスクエア吉祥寺201 ■0422-27-2549 ■土/日/祝日のみ営業

やっぱり大金持ちって最高だ



のんべんだらり、といった風情で日々過ごしている。いっそのこと濁点を取ってもいい。のんへんたらり。のんへんたらりと過ごしています。
三連休も最後だが、以前にも増してヒマ。わかっちゃいるのである。というわけでうっちゃっておいたブログでも書く。こうなったら意地でも本のことは書かないのでよろしくお願いします。
映画の日に『バリー・シール/アメリカをはめた男』を鑑賞。パイロットのバリー(トム・クルーズ)は密輸のバイトでおこづかいを稼いでいたが、CIAのスカウトマンに腕を見込まれ、政府御用達のカメラマンに転身。そんな彼の活動に目をつけたコロンビアの麻薬組織が「うちでも働いてくんね?」。ここでもコカインの密輸を成功させ、さらに荒稼ぎをするようになる。
バリー・シールという人はパイロットの手腕が優秀すぎて何でも出来ちゃうので、結果的に非合法なビジネスへズブズブと進んでいく。密輸人だから悪党は悪党なんだけど、根は普通の人なので憎めないという感じ。
しかし金の稼ぎ方はハンパじゃない(何しろ政府とマフィアが相手)。現金の保管場所にも困窮する始末で、ほとんどゴミみたいな扱い。
思ったのだが、金持ちが豪快に金を使っては崩壊していくような話が好きみたい。そもそも、何も好き好んで貧乏美学とか清貧とか人間は見かけじゃないよ心だよとか金は人を堕落させる悪魔だとかの、つまんない説教を見聞する必要はない。
そういう意味での最・高・傑・作はマーティン・スコセッシの『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2014)なのだ。

スコセッシというと『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『グッドフェローズ』あたりをみんな語りたがるのだけど、いや、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』はその辺、軽く越えてるから。
三時間ある。でもその三時間、目が離せない。なぜなら面白いことしか起こってないから。
ジョーダン・ベルフォートという証券マンの人生を映画化。主人公を演じるのはレオナルド・ディカプリオ。
株の世界なんか全然興味ないし知らないけど、映画としてはオールタイムベストに入るくらいの面白さ。
自分の会社を立ち上げたジョーダンは、片っ端から「街中のバカ」をスカウトしては勧誘のノウハウを教え、クズみたいな株券を売りまくるのを始めとしてあらゆる不正に手を染め、豪快に金を稼いでいく。
とにかくディカプリオが大金持ちの巨バカなんである。あるいは「バカが大金を持つとこうなるのか!」という感動がある。
これを観て「金は人間をダメにする・・・」とかの感想を持つ人とは確実に話が合わない。つうか、そういう人はこの最高の三時間が苦痛でしかないと思う。
登場人物たちが延々、酒を食らってコカインを決めてファックしてのどんちゃん騒ぎ。しかも全員が無尽蔵に金を持ってるバカばっかりなので、その豪快さは果てしない。「バカが金を持つとすごい!」ってことをとことん見せてくれるブラック・コメディなんである。
ディカプリオのエロエロな嫁さんには「ハーレクイン」として大ブレイクしたマーゴット・ロビー。美乳を惜しげもなくと披露して頂いているので、そういう意味でも有難い作品。
プリオの片腕役員には最強の童貞映画『スーパーバッド』(必見っ)のジョナ・ヒル。成長して大人になって大金を掴んだ彼はここでも本物のバカだった!
超レアな睡眠薬を手に入れた二人はそれを試してみるんだけど、モノが古いのでなかなか効果が出ない、と思っていたらとんでもないところでトリップが始まるというシーンがあって、この二人のバカ演技合戦だけでも「ウルフ~」は映画史上に名を成すべきだと思う。巧妙に仕込まれたギャグ演出が最高で、これは映画を観て頂かないと始まらない。
プリオの上司として登場するマシュー・マコノヒーも最高。新人だったプリオをランチに誘い、食前にいきなりコカインを吸い、「一日二回マスをかけ」と諭す。いい上司である。胸を拳で叩きながらの「んー、んー、んーっ、んーっ」は強烈で忘れられない。何のことだかわからないでしょうが、みればわかるというものである。何だか自分の好きな人がたくさん出てるな。
プリオにしても、世界中の女性をメロメロにした美貌もすっかり消えうせた「とっちゃんぼうや」のような外見になり、泥酔して暴れ回り、ドラッグでヘロヘロになり、キめファックし、両手で中指を立てて雄叫びを上げる。
かつての女性ファンは大ガッカリ大会だろうけど、そこがいいんじゃない!
もちろんスコセッシはシニカルに「ジョーダン・ベルフォートの破滅」を描く。「シータクにおけるデニーロの狂気が~」とかの話はとりあえず保留で。もうすでに頭のいい人たちが一億回くらい語ってるから。
それより彼は三年前に「こんなにイカれた楽しい映画」を作っているのだ。これを手に取らずにスコセッシが云々~とか言うのは意味がわからない。
曲を細かくカットして繋ぐサントラもいい塩梅で、やっぱりボ・ディドリーやハウリン・ウルフは強烈に残る。
あとディーボのアッパーな曲(タイトル失念)は、場の雰囲気にピッタリ。
で、大事なことなのだけど、この作品は絶対に吹替えじゃなくて、オリジナル音声で鑑賞して頂きたい。
なぜなら、何度も何度も何度も何度も「ファック!!」「ファッキン!!」が連発されるカッコいい映画だから。そういえば冒頭の始業開始の合図も「レッツ・ファック!」であった。






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ドアノック無用ポスター編



開店して以来見事に雨で、台風一過で本日はようやく晴れた。窓を開放してヂル会長とともに盛大に居眠りする。
会長は以前は高い場所がお気に入りで、旧店舗の後半はコンポの後ろで寝るというブームが発生していたので(音楽好き)、本当に下界には降りて来なくなってしまってそれはそれでしょうがないと思っていたのだが、引っ越してからかなり距離が近くなったのはいいことである。
そして凶暴性が復活したらしく、やたらと人の腕に噛み付く。親近感が増したわけではないらしい。まあいいや。10歳だから10代の反抗。
ちなみに今も「の」の字になって足元で寝ている。それに以前はトイレの後にトイレットペーパーを引っ張ってわしゃわしゃ撒き散らすという無駄な行為をしていて(トイレの砂がかけない)、「お前は同棲してる女か」と言いたくなるくらいの消費量だったのだが、今はそれもしなくなった。経済的でよいことです。ヂルノミクスの一環です。
旧店舗から来ていた方もぼちぼち足を運んでもらっていてありがたいことであります。毎日笑っちゃうくらいの売上ですがあまり気にしない。なぜならこころに余裕があるからだ!この場所が世界一好きかも知んないな。仮に店舗辞めてもそのまま住めるので、終の棲家を見つけたのかもってなノリ。国の首相がどうだろうとここは独立国家である。実際、上も下もない角部屋。最高。セールは当分続行中です。
すみませんが28日(土)はお休みさせて頂きます。引越しの手伝いに行きます。ギブアンドテイクであり渡世の義理であります。

マンション経営のブルセラショップ仕様になったので、当然さらに入りにくい。というわけで、上のようなポスターを専属デザイナーですうさい堂宣伝相のポーキー・ラモーンくんに制作してもらった。
元々は彼の職場のスポーツ大会用のフライヤーにデザインしたものなのだが、当然ボツ。そりゃそうです。
が、自分が気に入ってしまったので頂くことにしました(欲しい方はカラーコピー差し上げます)。
元ネタはものすごくマニアックで、クエンティン・タランティーノ+ロバート・ロドリゲスの二本立て興行『グラインドハウス』のために作られた本編が存在しない予告編『ナチ親衛隊の狼女』(監督はロブ・ゾンビ)から。
二本の本編の間に「ウソの予告編」を複数入れるというボンクラらしい遊びなんである。日本では『デス・プルーフ』『プラネット・テラー』としてバラされて公開されたが(どっちも最高のバカ映画)、ボンクラ監督が望んだのは本来この形。DVDボックスで鑑賞可能。
まあナチスなんですが、確実にこんなナチ党員は歴史上存在しないので、あくまでもファンタジーなんである。そこに目くじら立てる人はドア開けないだろうから問題ないか。
この手の女優ではダイアン・ソーンという人が有名。しかし巨乳で色情狂でしょっちゅうレズってるナチの女看守長なんているわけがないので、もちろん不謹慎なファンタジー。
ロブ・ゾンビも徒花ジャンル「ナチ残酷映画」のファンで、それに対するリスペクトだったのだろう。実は自分も大好き。
消滅してしまったものはファンタジーでありロマンである。我々はロマンを求める。お花畑だけがロマンではない。

リニューアルオープン

別にお待たせしてないとは思うのですが、一応お待たせしました、すうさい堂は10月13日の金曜日13時にオープン致します。
吉祥寺本町1-29-5 サンスクエア吉祥寺201号(詳しくはリンクの「アクセス」で)
tel 0422-27-2549
マンション経営のブルセラショップ仕様としてリニューアルです。
セールもやります。1000円以上お買い上げで10%オフ、100円均一本はすべて半額です。
よろしくお願い申し上げます。ヂル会長も寝る、食う、走る、と元気です。

あえて無題。



ジャルダン吉祥寺のすうさい堂は本日で最終日であります。今日は9.11ということで世界中が追悼しているのでついでにぼくも、という魂胆であります。
シン・テンポは今あるところよりもうひとつ裏の通り。あさひ病院~ライブハウス「ワープ」の並びにあるマンション「サンスクエア吉祥寺」201号。
写真でもわかるように窓が見える、通りに面した二階。一階は沖縄料理店「琉球」、地下にはジャズバー「スカラベ」が入っています。
角部屋、上は屋上、下は駐輪場、という独立国家。しかも昼間は自然光が入るというさわやか物件。
なんなら自分、光合成しますけど。思えば今まで陽光なんて浴びたことがなかった!
で、これが問題といえば問題なんですが、単なる普通のマンションなのであります。今までよりさらに狭くさらに入りにくくなります。
最初に内覧したときは「むう。こりゃ単なる1k」と思ったのだが、「まあなんとかなるっしょ」という、消極的なディーアイワイ精神でがんばる(あとエフユーシーケー精神もだいじ)。
ヂル会長も連れて行きます。大家さん公認です。

経緯を少々。ポンコツ店などをやっていると定期的に鬱になるのですけれども(「こんな店やってて自由でいい」とか言ってる者はバケツ持って廊下に立っとれ!)、「もう路面店なんかやめて引っ込む」モードになり、近くの五万円以下で住めるマンションを下見したわけです。
(ところでゼロゼロとかゼロイチ物件なんてのは、ぼったくりバーのようにあれこれ加算されて、初期費用が結構な金額になっていく。おすすめできません)
で、ちょっとげんなりしつつ物件の部屋から出たところ、知り合いの塾の先生にばったりと遭遇。
先生いわく「わたし、その部屋に住んでました~」
もう店やめる、の意を話すとありがたいことに「こういう文化は残さなければいけない」(ここ大事です)と言われ、「自分が借りている教室は家賃が安いから、いま空き部屋があるからそこで再開すればよいのではないか」と急転直下な展開になり、大家さんに紹介して頂いた、というわけです。
先生の信頼度のおかげでめちゃめちゃリーズナブルな賃貸契約になりました。感謝です。
まあ自分の普段の生活は激しょぼで、頼むから誰か交替してくれ!!と絶叫したくなるくらいなんですけど、ここぞというタイミングで「エースのカード」を引くことが非常に多い。
割りと昔からそんな風で、それだけでどうにか生きてると言ってもいい。運は小出しに使うタイプ、ということかもしれない。思えば行方不明になったヂル会長と再会した件もそんな感じだった。
もはや食える食えないは完全に問題外で、損得は関係ない。収入源は別にある。ま、良い子は真似しないように。人生棒に振ります。
「女囚さそり風看板」がさらにボロボロになるまでまだやれ、ということらしい。バウスシアターやビレバンがなくなってもすうさい堂はまだあるんだから、笑っちゃいますね。

自分は自分が世界一大嫌いで(アベシンゾーよりも嫌い)、「どーせオレなんかいつか自殺するんだから」と思っていたのでついうっかり名付けてしまったすうさい堂という屋号なのだけど(ということを初めて書いてしまったあ)、おかげさまでなんとか生きてるっぽい。
もしパラレルワールドがあって、実家で普通に暮らしてる自分がいたとしたら「お前もう死んだほうがいいよ、いいことなんかなんもないぞ」と言ってあげたい。痛々しすぎる。
将来のことはなんも考えてないけど、一度も自殺未遂をせずに、ごはんもちゃんと食べてる。
十代の頃はこんなに自分が「長生き」するとは思ってなかった。こっ恥ずかしいついでに書くと、本当に欅坂の『月曜日の朝、スカートを切られた』の歌詞みたいなことを毎日考えておったのだ。スカートは履いてなかったけどさ。
とりあえず「良し」としなければいかんらしい。
ところで「すうさい堂」と「あるでん亭」はセンスがまったく同じだと思う。駄洒落だし。
違いは考えた人の頭の中が「ちゃんとしてる」か「腐ってるか」ってこと。
このあとには練馬区にあるレコーディングスタジオのオーナーが経営する、会員制レンタル機材スタジオが入ります。ハモニカ横丁から移転した猫雑貨・マルルゾロさんも並びで新規オープンしてますね。
ジャルダンには十四年もいたのだなあと、ちょっと感慨深いようなことを書いてみるが、嘘をついてもしょうがないのであって、感慨とか正直全然まったくない。早く引っ越したい~、と思うのみであります。



暫定的ラストメッセージ。履歴書に書きました。真っ白なものは汚したくなるのである。
十四年間ありがとうございました。

特 報

明日(10日)から11日まですうさい堂悪あがき最終セール!
百円均一本と活字単行本(文庫を除く)をすべて半額でぶっ飛ばします!!
もってけドロボー!!!!!

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プロフィール

HN:
すうさい堂主人
性別:
男性
職業:
古本すうさい堂
自己紹介:
自称「吉祥寺の盲腸」、すうさい堂のだらだらした日常の綴り。
本を読むという行為は隠微なこと、悪いことを覚えるためのモノ。

180-0004
武蔵野市吉祥寺本町1-29-5
サンスクエア吉祥寺201

0422-27-2549

(2017年10月より移転しました)

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